活動報告
国会活動/信頼できるデジタル社会の構築に向けた議論
2025.10.31
デジタル技術の進化は、社会を便利にするだけでなく、倫理と信頼を問う時代を迎えています。現場と未来をつなぐために、制度面からしっかりと支えてまいります。
本日は、情報と医療の両面から「信頼できるデジタル社会」の構築に向けた議論を重ねました。
午前は、【国立国会図書館・立法考査局】から国会調査体制の概要についてレクチャーを受け、立法活動を支える知識基盤としての役割を改めて確認しました。
続いて、【総務省レク(医療DX)】。
総務省では遠隔医療の推進に取り組み、ロボット手術や高度な通信技術の活用を支援しています。地域DXパッケージ事業では、離島や中山間地域の遠隔医療を重点的に支援し通信インフラの整備も推進。厚労省と連携し、オンライン診療の普及に向けた取り組みを進めています。
午後の【総務省レク(インターネット上の誹謗中傷・偽情報対策)】では、情報リテラシー教育や法的枠組みの課題について確認。SNS上の偽情報対策は、法制度整備、技術開発、リテラシー向上の3本柱で取り組み、権利侵害情報への対応を義務付けた法律を施行しています。生成AIの可視化によるユーザー側の判断支援も重要だと思います。
最後に、【全国都道府県議会議長会】より地方議会の現場課題に関する要望を受け、地方と国が連携し、地域課題の解決を加速させるための意見交換を行いました。